wao野草酵素|wao野草酵素ファスティング

  1. トップページ
  2. コラム詳細

Column

私たちの食を守ってる?虫さん!

今日は「害虫」と呼ばれる、虫さんのお話です。
私たちの一般常識が覆されますよ。

赤峰勝人さんは100メートル程離れた二つの畑に白菜の種を蒔きました。
二つの畑とも、生育は順調。白菜はぐんぐん伸びて、大きくなりました。

その頃、一方の畑だけ虫がわいて、葉が穴だらけになってきました。
「なんでだろう・・?」と赤峰さんは毎日、毎日、虫を眺めてたそうです。

虫が大量にわいた畑では、成虫がいっぱい集まって交尾し、卵を産み付ける。卵からかえった幼虫たちは、猛烈な勢いで白菜を食べる。

赤峰さんはピンと閃き、色々調べます。
どうして、片方の畑にだけ虫が大量につくのか?

虫がわいた畑の傍には未発酵の豚糞が!
ビニールをかけていたものの、あたりにはアンモニア臭。
虫たちは視力がほとんどなく、嗅覚を頼りに行動する。

そう!原因は未発酵の豚糞によるアンモニアだったのです。

このアンモニア態窒素は、1ヵ月すると、猛毒の亜硝酸塩に変化。
それは人間にとって毒になります。

つまり、この幼虫たちは何をしてたのか?

信じられないかもしれませんが
実は、毒を含んだ葉を勢いよく食べて、無害な糞にして、土に返してくれてたんです!

そのおかげで、私たち人間は毒を食べずに済んでいたのです。

虫たちは全部、分かってたんですね。

それなのに、私たち人間は、害虫だと「毒薬」をまきかけてしまいます。

 土の中では、
雑草が必要な栄養素を作り出す

虫たちは毒を食べて無毒化する

微生物たちがその糞を分解して、土に返す

この自然のサイクルを私達人間が、
「楽だから」「効率的/経済的に」と農薬や化学肥料を使って土を汚す。

それを、何の文句も言わずに、雑草や虫たち、微生物たちがせっせと浄化していく。

私は、この循環の話を聞いた時、凄く心を打たれました。

知らないだけで、こうも私たちは「守られている」。
自然の恵みに、ただただ「感謝」が湧いてきました。

「いただきます!」
はこれを知ったうえで、初めて本当になる気がします。
命が命をつなぎ、私たちもまた命を繋ぐために、食べる。

私たちの食卓に並ぶ「食べ物」から、生命力を感じてますか?

こういう事こそ、今の子供たちに「体験」として、届けたいものです。