今回は、みなさんが気にしている「内臓脂肪」についてです。
ファスティング1回目は、
男性は体重が落ちやすく、女性は落ちにくい。
そんな印象があります。
それはなぜかというと、
男性は「内臓脂肪」、女性は「皮下脂肪」が、落ちるから。
内臓脂肪の方が燃焼しやすいのです。
冬でも大汗書いてるメタボ体型の方は、まさに内臓脂肪燃焼中です。
このように
「内臓脂肪」と聞くと「無くしたい!」「悪者」というイメージですが、
元々なんのためにこの機能が人間についたのか?
それは、
人類は長い間、「飢え」と「寒さ」を生き延びる、そんな歴史の中にいたからです。
冬眠する動物・赤ちゃんは燃焼効率の良い発熱体を求め、その結果できたのが「内臓脂肪」という機能ですね。
ただ、これは寒さと飢えを耐えるための機能なので
「飽食で暖かい今の時代にはもう合わない。」
だから、食べ過ぎるとすぐに内臓脂肪が溜まります。
その内臓脂肪は燃やさないといけません。
でもその時に出る、
スス(燃えカス)が問題。
医学的には「サイトカイン」と呼ばれます。
このサイトカインが私たちの血管細胞を傷つけ、
結果的に動脈硬化・心臓病・脳卒中の原因になるともいわれています。
だから、「内臓脂肪」を溜めすぎてはマズイのです。
内臓脂肪を減らす効果的な方法それは、
「飢え」と「寒さ」にさらされること。
う~ん、これ、辛すぎですね。
なので、「定期的なファスティング」や「1日1食生活」がおススメです。
とどのつまりは、
日頃から、「食べ過ぎない」に尽きます。
自分にあったやり方から、スタートしてみてください。