宮崎では、もう田植えをスタートしている所があります。
お米は、日本人にとって大切な食べ物ですね。
今回は、「玄米がイイのは知ってるけど、『食べ続ける』って良くないの?」
こんな質問を頂いたので、それについてです。
一言で答えると
「その人の、身体の状態によります」
というのも、
だんだん暑くなる、これからの季節は、玄米が重く感じるようになって
「そうめんとか、冷し中華が食べたい」ってなりませんか?
私は、なります。
これは、なぜかというと身体に熱がこもって暑いゾ!
熱を発散できる「食べ物」がいい!
となるからです。
だから、そうめんや冷し中華を欲します。
これって、すごく「自然なこと」。
だから、それに従ったらイイ。
だから答えは
どっちが「イイ、ワルイ」ではなく「自分の身体に聞いてみて欲しい」です。
自分の身体の声に耳を傾けれるようになると、面白いことを発見します。
それは、バランスを「中庸」に保つ食べ物を欲するんだなと。
簡単に言うと
暑い時は、身体を冷ます食べ物を欲し、
寒い時は、身体を温める食べ物を欲します。
だから
夏に採れる、ナスや葉物、果物、は身体を冷やしてくれて、
冬に採れる、ごぼう、大根、ニンジンなどの根菜類は身体を暖めてくれる。
これらは「陰陽調和」というマクロビオティックの考えが
関係してくるのですがそれがまた面白い!
陰性:拡がる、上昇、発散、冷える、膨らむ
陽性:縮む、下降、収縮、温める、締まる
一般的に、女性は陰性、男性は陽性。
だから、女性の方が、柔らかくて、冷えやすくて、お喋り。
男性の方が、固くて、体温高くて、口数少ない。
男性の方が「玄米苦手」なのはこのため。
女性は陰性よりだから、陽性の玄米を食べて、中庸に近づく。
男性は陽性よりだから、陰性の白米の方が得意。
玄米と白米を比べると
玄米は白米より陽性。白米は玄米より陰性。
どっちが「イイ、ワルイ」ではなく
私たちの身体はできるだけ「中庸」の状態を保とうとするから、
陽性に傾いたら、陰性の食べ物を
欲する。
陰性に傾いたら、陽性の食べ物を
欲する。
なので
そのことを「知ってる」事が大切です。
仕事に集中すると、ぎゅ~ってなる。(陽性)
お酒や甘いもの(陰性)に走るのは、これを発散させたいからですね。
お酒や甘いものがダメじゃなく
「あ、今、身体が陽性になってるから、陰性のもの欲してるんだ!発散させたいんだ!」
って気づくことが大切です。
じゃ、それを中庸に持ってくために、陰性の食べ物を食べる。
でもいいし、
ぼーっとしたり、お風呂にゆっくり入って発散させてもイイです。
ポイントは、
「自分の身体の状態に気付いてること」
=「身体の声に耳を傾けている」
そういう「観点」から、普段の食べ物を選ぶ!
ことも大切ですね。
身体の声が感じにくいときは、ファスティングをしてリセットすることをオススメします。