今回は、「消化器」についてのお話です。

ハンバーガーやステーキ、チーズにヨーグルト、フライドチキンなどの動物性たんぱく質をよく食べるアメリカ人は腸相（ちょうそう）が悪いという報告があります。
※腸相とは人の顔に人相があるように臓器にもあり、その人の健康状態を現している。腸相が良い＝健康状態。

今は改善されつつあるけど、以前は腸の病気が多かった様です。
善玉菌と悪玉菌の話からもアメリカ人の食事が腸に良くないのは簡単に想像がつきますよね。

それに比べ日本人の腸相はやはりアメリカ人より良いのですが、胃相は日本人の方がはるかに悪いと言われています。萎縮性胃炎になる人は、日本人の方が20倍近くも多く、胃がん発生率も10倍も多いと。

なぜでしょう・・？
一言で言うと、日本人の方が消化器官が弱いからになります。
実は私も小学生の頃、胃痛で病院に行くことが何度がありました。

日本人の方が消化器官が弱い理由は大きく3つあると言われています。

①粘膜をプロテクトする油に含まれるビタミンAの取る量が少ない。

②消化酵素の量が元々アメリカ人より少ない。
なので、日本人はアメリカ人ほど食べれないし、太れない。
（その前に胃痛や胸やけになっちゃう）

そして、3つ目が
特に気を付けたい所！

③「胃薬を飲みすぎる」
私たち日本人は胃の調子が悪いとすぐ胃薬を飲みますね。
アメリカ人は胃薬じゃなくサプリメントで「消化酵素」を飲むということをやっています。

簡単にまとめるとこんなスパイラルです。

日本人の方が消化器官弱い
↓
でも食生活は欧米化
↓
胃もたれ
↓
胃薬
↓
さらに胃が弱くなる

だから、胃もたれや胃痛を感じる人はまずは「胃薬」を減らすことも考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、「食べ過ぎない」ことも大切ですね。

ファスティングでたまに胃腸を休めてあげる、
酵素を摂る　ことも効果的ですね。
ぜひ試してみて下さい。